会長あいさつGreeting

会長あいさつ


広島県公立中学校長会会長

田浦由紀夫
(廿日市市立大野東中学校長)


 本年度の会長を拝命いたしました廿日市市立大野東中学校の田浦由紀夫です。皆様方のご支援を賜わりながら精一杯頑張ってまいりたいと思いますので,どうかよろしくお願い致します。

 本年度の基本姿勢は「結束し 新たなる時代を確立する」です。新たなる時代を確立するとは,建前や前例にとらわれず,実をとり,取組の質を高め,スリムで機動的な組織,運営体制を確立することにあると考えています。広島市との共存共栄をすすめるとともに,組織運営体制の見直しを図り,次世代へつなげていきたいと思います。
 さて,そもそも,校長会は何のために存在するのか。誰のために存在するのか。会長を拝命するに当たり,私なりに考えてみました。もちろん,校長会ですから我々校長のためではありますが,校長としての使命を考えた時,やはり,原点に帰ると,これからの未来を担う子どもたちのため,そして,学校で子どもたちを日々育んでいる教職員のために存在するのではないでしょうか。

 【子どもたちのため】校長会の使命として3点あります。
 1点目は,子どもたちに豊かな学びを保障するということです。「広島版『学びの変革』アクションプラン」,「ひろしま型カリキュラム」,各市町の教育課題に応じた独自の取組など,これらについて,情報を共有し,研究し,切磋琢磨して,子どもたちへの指導をさらによいものとしていくこと。どの学校のどの授業でも「主体的,対話的で深い学び」が実現されている状況を作り出すことに校長会は協働して取り組むべきと思います。
 2点目は,義務教育の出口として,子どもたちのキャリアを実現していくということです。かつて500名を超えた進路未決定者は,各学校の取組で平成29年3月末には134名まで減少しました。進路指導委員会の研究成果,情報提供を皆さんで共有し,生徒一人一人の進路実現に丁寧に取り組んできた成果と考えています。
 3点目,子どもたちが,自己有用感を高め,安心安全に生活することのできる学校をつくることです。このことは,校長として最大の責務と考えております。子どもの状況を敏感に捉え,子どもたちが安心して生活のできる学校を校長会として実現しなくてはなりません。

 【教職員のため】校長会の使命として2点あります。
 1点目は,人材育成に努力することです。教職員としての指導力を高めさせ,教職員としての自己実現を図る手助けをしていくのが校長の役目であると思います。自校における人材育成も重要ですが,校長会として,その地域の人材を多様な視点から育成していくことも必要です。多くの校長会で,人材育成に取り組まれています。大切な取り組みであると思います。
 2点目は,不祥事を根絶することです。不祥事を起こさせないことも校長の責務であると思います。校長は,教職員に,道半ばにして教職を挫折させるようなことをさせてはなりません。日ごろから教職員の状況を適切に把握し,不祥事に至らないよう指導するとともに,市町教育委員会へ速やかに報告するなど緊密な連携を行い,適切な対応を取ることが校長としての責務であると考えます。

 以上のことから,今年度の県中校長会の役割として次の2点を考えています。学校のトップリーダーである校長として「子どもたちのため,教職員のため,校長としての資質能力の向上を図る」ということと「その校長が学校経営に専念できる環境を整備する」ことです。この2つを実現させるための基本姿勢が「結束し 新たなる時代を確立する」です。
 広島県公立中学校長会として,果たすべき役割は他にもたくさんあります。それら一つ一つの取組の推進に一生懸命にがんばっていきたいと思っておりますので,引き続き,ご支援くださいますよう心よりお願いいたします。子どもたちのために,そして教職員のために「オール広島」で頑張ってまいりましょう。



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